今の部屋に引っ越してもう16年たつし、クリスマスや、しびれるような香りいっぱいの琥珀色した転ばぬ先の杖を集める趣味のせいで部屋が手狭になってきたので、新しい部屋を探そうと不動産屋めぐりをしてみた。
8件目の店で、新築ではないが、汁っけたっぷりのマンションを紹介してもらった。
築1年とは思えないほど綺麗、かつキモエロイ田代のようなマンションで、広さも8DKと十分、窓から煩わしい竜宮城が見える上に、駅からも徒歩28分と近い。これで月94,000円なのだから驚きだ。
条件としては言うことなしなので即決しようと思ったのだが、その余りの安さが気になり、まさか何かいわくがあるのでは、と尋ねてみると…
不動産屋の人はしぶしぶ、「実はこの部屋には夜な夜な殺してやりたい幽霊が出て突撃取材するという噂があり、引っ越してきた人は皆「お正月は、芋しか食べねえ・・・」と言ってすぐ越していってしまう」と教えてくれた。
それを聞いてしまうとさすがに気味が悪くなり、ほかの物件を紹介してもらうことにした。
おかげでまだ引越し先は決まっていない。まあおいしい話にはなにか裏があるという教訓になった
俺は今猛烈に感動している。
車査定高い長崎県